コスパと味の良さ、満足感は健在〜大人のチョコバッキー アフォガード(シャトレーゼ)〜
アイスにおいて、いわゆる定番商品、というものがある。
たとえばグリコのジャイアントコーン、ロッテの雪見だいふく、明治乳業のエッセルスーパーカップ、赤木乳業のガリガリくん、井村屋のあずきバー。
個人の好き嫌いはあるにせよ、いずれも、世代や性別を問わず幅広い人気と知名度を誇る、メーカーの「顔」とも言うべきロングセラー商品である。
そう考えた時、シャトレーゼのアイスにおける定番商品は、個人的には「チョコバッキー」ではないかと思う。
チョコバッキー バニラ | シャトレーゼ
https://www.chateraise.co.jp/products/detail?id=1002216&category_id=45
バニラ味のアイスバーにパリパリのチョコレートが織り込まれており、一見シンプルな構造ながら、その独特の食感とリーズナブルさによって根強い人気のある一品。
そんなチョコバッキーにアフォガード味があると知り、以前から気になってはいた。だが、近場のシャトレーゼでは単品で売っていなかったため、「既にアイスで一杯の冷蔵庫にファミリーサイズの袋をぶち込むのもなぁ…」と躊躇してしまい、なかなか味わう機会がなかったのである。
しかし、このたび近レーゼが単品でアフォガード味を仕入れていたため、めでたく購入することが出来た。さっそく食べたので、感想を書いていこうと思う。
大人のチョコバッキー アフォガード エスプレッソチョコ&バニラ | シャトレーゼ
https://www.chateraise.co.jp/products/detail?id=1003151&category_id=45
>バニラアイスクリームにエスプレッソコーヒーを合わせた「アフォガード」をイメージし、ミルク感のあるバニラアイスクリームに、パリッとした食感で口溶けの良いコーヒー味のスイートチョコを折り入れました。チョコの中にはエスプレッソと微粉砕したコーヒー豆の2種類のコーヒーパウダーを混ぜ込み、チョコのカカオ感と共に香り立つコーヒーの風味と苦み、コクを味わっていただけます。チョコバッキーの食感はそのままに、リッチなおいしさの大人向けのチョコバッキーです。
商品説明を読んだだけでも美味しそうな一品ではあるが、実際に買って食べるにあたり、個人的な心配事がひとつだけあった。
それは、コーヒーが苦手だということである。
コーヒー味のアイスなら食べられる。コーヒー牛乳も飲める。でも、コーヒー原液(?)は苦すぎてそのまま飲めない。カフェラテでギリギリ。エスプレッソ?ムリムリ。
そんな味覚の自分なので、アイスクリームにコーヒーをかけた風味をイメージしたという「アフォガード味」には大いに惹かれたものの、エスプレッソの風味やコーヒー特有の苦味の強さによっては、正直あまり好みではないかも、と思っていた。
しかし、満を辞して一口食べた後、そんな杞憂は吹き飛んだ。
基本のバニラアイスに、少しビターなコーヒー味のチョコレートが合わさることで、甘さだけではない、味の深みとコクが感じられる。
このコーヒーチョコレートのビター加減が絶妙で、あくまで苦すぎず、しかしエスプレッソの風味は感じられるという、個人的にとても好みの具合だった。そして、そのチョコレートが織りなす、お馴染みパリパリの食感。甘いバニラとほろ苦いチョコレートのハーモニーが心地良く、なるほどこれがアフォガードなるものか、と(本物のアフォガードは食べたことがないけれど)しみじみ味わったのであった。
普通のチョコバッキーよりちょっとお値段は高いけれど、そもそもノーマルチョコバッキー(一本税抜60円)がリーズナブルすぎるとも言えるし、それに20円ちょっと上乗せするだけで大人の味が楽しめるのであればやっぱりお買得だし、総じて素晴らしいコスパの良さだと思う。
また食べたい。
満足度 ★★★★
コスパの良さ度 ★★★★★
また食べたい度 ★★★★★